スペイン旅行は
前記のとおり
体調の悪い日が続いたものの、
楽しむことには貪欲な私。
食べる楽しみ、
踊る楽しみが奪われても、
まだ観る楽しみがある!
とばかりに、
とにかくフラメンコをたくさん観ました。
一回しかプライベートレッスンを受けられなかったものの、とてもわかりやすく優しく教えてくれたキカ先生の出演した舞台。
グアパだし、踊りもかっこよかったし、衣装も素敵。キカさんがますます好きになった。またグラナダに行く機会があればぜひまたキカさんのレッスンを受けたい。
中国公演でカルメンを演じるとおっしゃっておりました♡
そして、大注目のショー。
ぺぺ・トレス、ラ・レポンパ、ラ・モネタという個性派アルティスタの共演。
残念ながらこの日は体調不良でラ・モネタは出演しなかったけど、他のふたりだけでも見応え充分でした。
ます、レポンパ。この人すごい。何系かといえば「怪獣系」!笑
いや、でもこれ良い意味で!!ヒターナだし迫力あるし、彼女の踊りには度肝ぬかれました。
そして今かなり人気あると言われてる、ぺぺトレス。
こちらも個性的な踊り手さん。ひょうひょうと踊るイメージ。何系かといえば「腹話術の人形系」。いかにも情熱的な感じの男性バイレじゃなくて、え?この人が?って意外な感じでジワジワくる気がします。
そして、なんと!ぺぺトレスは今年3月〜4月、新宿ガルロチ出演もあるみたいです(詳細はガルロチさんHPでご確認下さい)。
本当に見応えあるショーでした。こういう質の高いショーをやっているタブラオがいくつもあって、さほど高くないショーチャージ(日本円で2〜3千円くらい)で観れちゃうのは、さすがアンダルシアだなぁーと、しみじみ。
そして、踊りだけじゃなくカンテフラメンコも聴きに行きました。
有名なカンタオール、アルカンヘルのコンサート。
ななななんと市の公演事業みたいなもので、まさかの16ユーロ。日本で聴いたらひとケタ違うでしょうに。こんな素敵なゴージャスなホールで♡
とても素敵な歌声でした。いつも練習で聴いているソロ・コンパスシリーズも、アルカンヘルの生歌を聴いた後では、気合いが入りますね!
かといって、それでバイレが上手くなるわけじゃないけど(汗)。でも、そういう想い入れを、私は大切にしたいです。
さらにスペイン最後の夜もマドリードのタブラオへ。
食事しながらのショー。知り合いの紹介で、当日予約にもかかわらず、いちばんいい席で観れました。
とても勉強にもなり、楽しいステージでした。
これ以外にも、ヘレスのサンボンバ、ビジャンシーコなど、街にはフラメンコのアイレがたっぷり。
わざわざ。じゃなくて、つねに。
いつもそこにあるフラメンコ。
人々の暮らしとともに、身近にあるフラメンコ。
今回も、それを肌で感じることができたのが、やはり大きな収穫でした。