富士川インターから少し車を走らせたところにあるカフェ「 無上帑(むじょうどう)」。

この日は小雨。風情ある庭と立派な建物が、しっとり降る雨とも見事に調和し、静かな威厳を放っていました。

 

店内には、暖炉やランプ、陶器など、こだわりを感じる品々。

大きなガラス窓が、外の景色をまるで絵画のように切り取っています。

 

コーヒーを注文すると、栗の渋皮煮が添えられてきました。

器。御茶菓子。珈琲。調度品。設え。黙って物語る中にも、細部から美意識を感じられます。

時間の流れを忘れるような空間で、ゆっくり過ごしました。

こんな雨の日もいいな。