アルハンブラのある街。
坂の多い街。
前回スペイン旅行でグラナダに一泊だけした時、自由気ままに歩いて迷路のような坂を登ったら、ふと、ひらけた場所に出て、そこからアルハンブラ宮殿がパアッと目に飛び込んできた。
その感動が忘れられず、今回はグラナダにレジデンスを1週間借りて過ごした。
今回2度目のアルハンブラ宮殿訪問になるが、実のところ、宮殿そのものよりも、どちらかというと「アルハンブラのある街」という街全体の雰囲気が好き。
だって、壮大なロマンを感じるもの。
イスラム建築の優美さを最大限に表現した宮殿。そこで毎夜繰り広げられる千夜一夜物語のような男女の遊戯。レコンキスタによるグラナダ陥落の歴史的名残り。
実際に訪れた宮殿の中で溜息を漏らすのももちろん良いんだけど、私は「憧れ」として少し遠くの丘から眺めるのが好きだ。
そう。アルハンブラは「憧れ」。
そんな私はきっと前世も一般民だったんでしょうね。笑
今回はそんな、街からのアルハンブラの眺めをお届けします。
私滞在していたアルバイシン地区から、遠くに見えるアルハンブラ。
ももうちょっと近くから見るとこんな感じ。この青い空がまさにスペインって感じ。
サクロモンテの丘の上から眺めたアルハンブラ。いにしえのヒターノ達もここからアルハンブラを眺めていたのでしょうか。
ライトアップされたアルハンブラ。ますますロマンチック!
さあアルハンブラに魅せられて、今日は千夜一夜の夢でも見ましょうか。おやすみなさい。